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政治倫理調査請求    

 さわやかニュース53号<12(H24).07.15>.pdfの2面で「議員が非公開名簿要望?市民は調査権発動!」を報じました。 このことについて、紙面の都合で説明できなかった部分を含めて詳述いたします。

【1】経過

(1)12(H24)年3月、市の報道資料.pdf報道資料.pdfに基き、新聞全紙が一斉に生駒市職員の懲戒処分を報じました(朝日.pdf毎日.pdf毎日.pdf讀賣.pdf産経.pdf奈良.pdf)。

  ①報道資料⇒「非公開となっている委員会委員名簿を、平成24年2月16日、中谷市議会議員の要請を受けて渡したもので、地方公務員法第34条の秘密を守る義務に抵触するものである。」

  ②讀賣⇒「非公開だったごみ収集の委託業者を選定する委員会の名簿を市議に渡した。」

  ③毎日⇒「この市議はメンバー構成を含め、どんな委員会かと尋ねたら持ってきた。非公開なんて知らなかった<※1>と話している。」

(2)市職員は行政処分を受けたのに、関与した議員に非は無かったのでしょうか。しかし、当時の議会<井上議長(凛翔)・塩見副議長(無会派)>の動きは一切ありませんでした。

(3)12(H24)年4月末、市が「要望等記録一覧票(平成24年2月分)」を開示<法令遵守推進制度の運用状況の平成23年度 要望等記録の一覧 2月分(PDF122KB)>。そこには、次の記録がありました。

   No.150 [要望者区分] 公職者 [要望者氏名] 中谷尚敬(凛翔<報告者の注>) 生駒市議会議員

   [件名] ごみ収集・運搬等業務委託契約候補者選定委員会の委員会名簿について

   [要望等の概要] ごみ収集運搬の契約に係る委員会の「正式名称」と「検討委員名簿」がほしいと要望されました<※2>

   [対応方針等の概要] 要望者に委員名簿を手渡した直後、委員名簿は非公開になっていることが分かったので、要望者に名簿の返却を求めましたが、回収できませんでした。

   [担当部署] 環境事業課

  報告者注:<※1><※2>とでは微妙に話が食い違います!

(4)12(H24)年5月9日、議会は中谷議員を24年度監査委員に選任しました。

(5)12(H24)年5月25日、市民派クラブが、全員協議会開催と調査を求める要請書.pdfを議長に提出。

   しかし、議会<山田正弘議長(凛翔)・樋口清士副議長(無会派)>は全員協議会開催も市民への調査報告もしませんでした。

(6)12(H24)年6月27日、市民が政治倫理審査会に調査を請求するため調査請求書.pdfを議長に提出しました。そこには、次のように述べられています。

   市の業務委託業者選定には、適正・厳格・公平が求められ、委員への働きかけ排除のため、委員会および名簿は非公開となっています。その「非公開名簿をなぜあえて要望したのか」「名簿を手渡した直後に職員が返却を求めたにもかかわらず、なぜ返却しなかったのか」「入手した名簿をどうしたのか」。中谷議員の行動は、「品位及び名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正の疑惑をもたれるおそれのある行為をしないこと。」「市職員の公正な職務の遂行を妨げ、又は市職員の権限若しくは地位による影響力を不正に行使するよう働きかけないこと。」との政治倫理条例に反している強い疑義が生じます。

(7)12(H24)年 9月28日 第1回政治倫理審査会市民より請求のあった調査を実施することが決定され、次回審査会に調査対象の議員および職員を招致し、調査することとなりました(会議録.pdf)。

(8)12年(H24)10月16日 第2回政治倫理審査会 : 調査対象の職員と議員が時間差をもうけて出席し、事情を説明しましたが、両者の説明で食い違う点があり、その点について調査対象職員と関係職員に審査会事務局が事情聴取し、その結果の報告を次回審査会(10月末予定)で受けて調査することになりました。

(9)12年(H24)10月30日 第3回政治倫理審査会:①審査会事務局から事情聴取された当該職員と関係職員が陳述書を提出しました。その陳述書に記載の証言、前回の審査会での当該職員と当該議員の証言を基に、当該議員の言動が、政治倫理条例第4条(政治倫理基準)の第1項(「市民全体の奉仕者として品位及び名誉を損なうような一切の行為を慎み、その職務に関して不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと。」と第4項(「市職員の公正な職務の遂行を妨げ・・・ないこと。」)に反する行為であるかどうかが3人の委員で審査されました。3人のうち委員長が司会をし、あとの2人の委員が意見を述べました。当該議員の言動について、2人の委員がともに政治倫理条例第4条の第1項に反しているのではないかとし、1人の委員は第4項にも反しているのではないかとしました。委員長は意見を述べませんでした。今回の審査会での審査を踏まえて「調査報告書」が作成されることになり、その記載項目が決定されました。ここまでが、公開の場でおこなわれました。いつまでに「調査報告書」が作成されるのか、次回の審査会でも審査がおこなわれるのか、などについては公開の場では決定されませんでした。次回の日程は市のHPで知らせるとのことでした。②倫理基準に抵触と認定(報道記事JPG報道記事PDF

(10)12年(H24)12月25日に政治倫理審査会会長が市長に調査報告書.pdfの通り調査結果を市長に報告し、翌日に市長が議会議長にその
調査報告書の写しを送付しました(報道記事.pdf報道記事.jpg)。

(11)(10)の政倫審の調査結果に波紋(報道記事.jpg

(12)13年(H25) 3月13日に政治倫理審査会に「報告の在り方に対する申入れ」が山田議長から提出されました(報道資料.pdf報道記事.jpg報道記事.pdf)。

【2】解説・資料

(1)生駒市は、前市長・元議長の不正事件を踏まえ、政治倫理条例法令遵守条例等を制定し、透明化をはかってきました。上記要望等記録一覧票も、法令遵守条例に規定された要望等の記録・公表制度(市民・事業者・議員などから口頭で受けた要望等を職員が記録する制度)に基き公開されたものです。また、政治倫理審査会は政治倫理条例により設置された機関です。

(2)参考資料

  ①政治倫理条例・同条例施行規則(調査請求関連条文抜粋).pdf

  ②法令遵守推進条例(調査請求関連条文抜粋).pdf

  ③調査請求手続き(チャート).pdf

  *市議会議員政治倫理要綱.pdf市議会議員政治倫理審査会規程.pdf<現在は不使用>

  *不当要求行為等の防止に関する要綱.pdf<現在は不使用>

   

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